クリスティン・シュレイダー=フレシェット博士の2023年(第30回)コスモス国際賞受賞
公益財団法人「国際花と緑の博覧会記念協会」が、「第30回コスモス国際賞」を、クリスティン・シュレイダー=フレシェット博士(ノートルダム大学名誉教授(哲学、生物科学))に贈ることが、2023年7月12日に発表されました。
この賞は、「花の万博の基本理念『自然と人間との共生』に沿った業績」を対象に贈られます。
丸山徳次本学名誉教授(龍谷哲学会元会員)も共訳者のひとりとなった編著『環境の倫理』(晃洋書房)内の論考や、主著の一つ『環境正義――平等とデモクラシーの倫理学――』(勁草書房)のなかで、シュレイダー=フレシェット博士が、「誰もが公正に扱われ、健全な環境で暮らせる社会の実現を目指す際に不可欠な概念「環境正義」を構築し、とりわけ、将来世代の環境問題が現世代にとっても重要であるという「世代間公平」をいち早く提唱した」(報道提供資料)ことから、今回、コスモス国際賞が、同博士に贈られることになりました。
授賞式は、2023年11月8日(水)に、住友生命いずみホール(大阪市中央区)で行われ、
その後、記念講演会が、2023年11月11日(土)に、京都大学で開催される予定です。
シュレイダー=フレシェット博士、まことにおめでとうございます。