お知らせ

小林道夫先生が日本学士院会員として選定されました

2013年12月12日開催の日本学士院第1074回総会において、龍谷大学文学部教授・龍谷哲学会会員でもおられる小林道夫先生が、日本学士院会員として選定されました。小林先生、おめでとうございます。

 

小林道夫先生のコメント
今回、日本学士院会員に選出され、誠に光栄に存じます。
今後ともこれまでと変わらず研究に取り組む所存です。

 

以下は新聞報道です。

 

日本学士院(杉村隆院長)は12日の総会で、昨年、ノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥・京都大教授(51)ら新会員5人を選んだ。

会員数はこれで136人(定員150人)になった。

新会員と主な業績は次の通り。(敬称略)

【第1部】(人文科学)

小林道夫(こばやし・みちお)(68)=龍谷大特任教授(西洋近世哲学・科学哲学)。日本におけるデカルト哲学の体系的理解に画期的な貢献をした。

鈴木茂嗣(すずき・しげつぐ)(76)=京都大名誉教授(刑事法学)。刑事訴訟法学の全領域で優れた業績を上げ、学界をリードしてきた。

藤田宙靖(ふじた・ときやす)(73)=東北大名誉教授(行政法)。新たな行政法総論の体系を打ち立て、日本の公法学の発展に寄与した。

【第2部】(自然科学)

佐藤勝彦(さとう・かつひこ)(68)=大学共同利用機関法人自然科学研究機構長(宇宙物理学)。創成期の宇宙の姿に関する「インフレーション宇宙論」を世界に先駆けて提唱した。

山中伸弥(やまなか・しんや)(51)=京都大教授(幹細胞生物学)。全身の様々な種類の細胞に変化できるiPS細胞(人工多能性幹細胞)の作製に成功した。

(2013年12月12日18時35分 読売新聞)