【開催のご報告】中世哲学ワークショップ_照明説とは何か?――ボナヴェントゥラの認識論への招待――
2025年6月27日金曜日午後に、表題のワークショップにおいて、山口雅広文学部准教授(本学会会員)が、ボナヴェントゥラの照明説に関する発表をいたしましたことを、ご報告いたします。
以上です。失礼いたします。
2025年6月27日金曜日午後に、表題のワークショップにおいて、山口雅広文学部准教授(本学会会員)が、ボナヴェントゥラの照明説に関する発表をいたしましたことを、ご報告いたします。
以上です。失礼いたします。
下記の通り、2025年6月18日水曜日午後に、表題の研究報告会を開催いたしましたことを、ご報告いたします。
(1)大学院生による報告
①13時30分~13時50分「言語ゲーム論における「生活形式」解釈」檜垣元一氏
②13時50分~14時10分「ジル・ドゥルーズによる超越論的哲学の再構成」福田光喜氏
③14時10分~15時00分「自己犠牲は倫理的に基礎づけられるか――ヤスパースの〈超政治的なもの〉をめぐって」岩津朋香氏
④15時15分~16時05分「プロティノスのイデア論における〈一なる多〉」和氣清華氏
(2)2024年度の研究報告
16時05分~16時45分「西洋中世の三つの思潮」山口雅広氏
日時・開催方式
2025年6月18日(水)
13時30分~16時45分
対面(龍谷大学大宮学舎南黌106, 108)・オンライン(Google Meet)開催
以上です。失礼いたします。
伊藤邦武 本学文学部元教授(本学会元会員)が責任編集者のひとりを務めた、
筑摩書房創業80周年記念出版『世界哲学史』(全8巻・別巻1)の中国語繁体字版が、
讀書共和国出版集団から、2025年2月に刊行されました。
本学文学部哲学科哲学専攻の山口雅広 准教授(本学会会員)が執筆した、第4巻第2章「トマス・アクィナスと托鉢修道会」および第6巻第5章「啓蒙と宗教」も、本学経営学部の竹内綱史 教授(本学会会員)が執筆した、第7巻第3章「西洋批判の哲学」も、この中国語繁体字版『世界哲學史』に収められています。
関心をおもちの方は、ぜひご覧になってください。
讀書共和国出版集団からの『世界哲學史』(全9巻)のリスト
https://www.bookrep.com.tw/?md=gwindex&cl=book&at=bookcontent&id=19678
日本語版の紹介
https://www.chikumashobo.co.jp/special/world_philosophy/
https://www.ryukoku.ac.jp/nc/news/entry-6005.html
ハングル語版の紹介
https://www.ryukoku.ac.jp/nc/news/entry-12956.html
責任編集者のひとり納富信留 東京大学大学院人文社会系研究科教授による日本語版第1巻序章
https://www.webchikuma.jp/articles/-/1930
責任編集者のひとり中島隆博 東京大学東洋文化研究所教授へのインタヴュー記事
https://book.asahi.com/article/13448671
出口治明氏による日本語版への書評
https://book.asahi.com/article/13109613
以上
龍谷大学哲学科哲学専攻の新入生を対象とするクラス会が、2025年4月1日に開催されました。
新入生の皆さん、ご入学、まことにおめでとうございます!
2025年3月10日に『龍谷哲学』第51号が刊行されました。
目次(一部抜粋)は以下の通りです。
特集1 入門書紹介
特集2 レポートの書き方
特別寄稿 デカルトとパスカル――科学革命に直面した哲学者たち――
2024年度優秀レポート 2本
2023年度優秀卒業論文 3本
『龍谷哲学』第51号表紙
以上、お知らせ申し上げます。
2025年1月31日に『龍谷哲学論集』第39号が刊行されました。
目次は以下の通りです。
論文
松田克進「ウカシェヴィッチによるカルナップ批判――形而上学の是非をめぐって――」1-28
山口雅広「トマス・アクィナス『王制論』第一巻第一章における、社会的でポリス的な動物としての人間にかんする典拠と意味についての一考察」一―四三
研究報告
藤本忠「量子場から粒子像へ――楔形領域と二重錐に基づく考察――」29-50
『龍谷哲学論集』第39号表紙
『龍谷哲学論集』第39号裏表紙
以上、お知らせ申し上げます。
科学研究費基盤研究(C)「13世紀前後の西欧における人、動物、動物表象の関係性を巡る学際的研究」(24K03801)の表象班が、
シンポジウム「西洋中世の動物を巡るテクストとイメージ」を、2025年3月29日(土)に開催します。
西洋中世を専門とする研究者やこの分野に関心のある方は、会場校(成城大学)のホームページから「事前登録」(期限:2025年3月24日(月))の上、ぜひご参加ください。
日時:2025年3月29日(土)13:00-16:30
場所:成城大学3号館1階 312教室 (〒157-8511 東京都世田谷区成城6-1-20) 成城大学へのアクセス
参加費:無料
〈概要〉
本研究は13世紀を中心とし、その前後の時代を射程にいれながら、西欧中世における人と動物の関係を探るものです。中世における動物論的転回が起きたともされる同時代について、二つの観点からアプローチしています。第一には表象の領域で、文学や写本挿絵における動物を巡る表現を扱っています。第二には言説の領域で、現実における人と動物との関わりや、同時代における動物を巡る規範や理論を扱っています。両者を統合することで、人間中心主義的と一般化されがちな中世の動物観について分析し、学際的にその特徴と意義を明らかにすることを目指しています。
本シンポジウムは、本研究の一年目の締めくくりとして、表象班のメンバーに加えて、中世末期の狩猟書やタピスリーにおける動物表象を研究している髙木麻紀子氏をゲストに呼んで、初年度の研究報告をするものです。それぞれの研究の進捗状況を報告した後、本研究言説班のメンバー、会場の参加者と討論を行います。
〈プログラム〉
主催者挨拶
第一部 西洋中世のテクストに見られる動物
高名康文(成城大学)「『狐物語』に見られる動物表現――マルタン版の校訂を再検討しながら」
吉川斉(成城大学)「オウィディウス『変身物語』における動物表象――中世との接続を探る」
第二部 西洋中世のイメージに見られる動物
長友瑞絵(東京藝術大学大学美術館)「13世紀イングランドの『動物寓意集』――新たなリアリティとシンボリズム」
髙木麻紀子(明治学院大学)「天翔ける鹿――中世末期のフランス宮廷美術における動物表象」
第三部 全体討論
本基盤研究(C)には、龍谷大学文学部の山口雅広准教授(本学会会員)が研究分担者として参加しています。
今回のお知らせは以上です。
2025年3月に、龍谷大学文学部の入谷秀一准教授(本学会会員)の新著が刊行されます。
『不真面目な戦争論 哲学者たちの生存戦略』
「真面目な」戦争に立ち向かい、死なずに負けずに最後に笑うは不真面目なる知恵。フランクフルト学派の研究者による異色の戦争論。
【目次】
はじめに
第一章 ギリシア人たちの戦争論
――ソクラテス・プラトン・アリストパネス
第二章 カントの外交
――『永遠平和のために』を再読する
第三章 カイヨワの挑戦
――祭り・戦争・遊び
第四章 戦争と権威主義
――合理性の逆説
第五章 武器としての笑い
――フロイトからジジェクへ
補説 「戦争ごっこ」のリアリズム
――二〇世紀の回顧と二一世紀への展望
おわりに
――評価・提言・解釈
あとがき
引用・参照文献
人名索引
関心をお持ちの方は、是非、書店などで手に取ってご覧ください。
またその他、詳細につきましては、出版社のホームページをご参照ください。
今回の新刊紹介は以上です。
2024年12月4日に2024年度4回目となる『龍谷哲学』編集委員会が開催されました。
今回の編集委員会では、『龍谷哲学』に掲載される原稿の校正を行いました。
新しい『龍谷哲学』第51号は2025年3月に刊行予定です。
第51号には、優秀レポートと優秀卒業論文に加え、寄稿文・特集記事(レポートの書き方、入門書の紹介)などが掲載されます。
現在、編集は学部1年から修士1年までを含む全8人で鋭意作業中です。
刊行をどうぞお楽しみに!
2024年11月に、丸善出版から西洋中世学会編『西洋中世文化事典』が刊行されます。
本事典は学際的な視点から構成され、以下の全16章において、西洋中世の多彩な側面を網羅しています。
そのうち第14章「思想と科学」に含まれる項目「中世のヒューマニズム」は、龍谷大学文学部の山口雅広准教授(本学会会員)によって執筆されたものです。
【目次】
第1章 環境と自然
第2章 国家と支配
第3章 ことばと文字
第4章 戦争と騒擾
第5章 都市と産業
第6章 交易ともの
第7章 移動と交流
第8章 身体と衣食住
第9章 信仰と想像
第10章 ジェンダーと人生サイクル
第11章 書物と文芸
第12章 美術と表象
第13章 建築と場所
第14章 思想と科学
第15章 音楽と儀礼
第16章 中世受容と中世研究:西欧と日本
ヒューマニズムを含む、西洋中世の多様な側面にご関心をお持ちの方は、ぜひご覧ください。
紙媒体のものも、
詳細は出版社のホームページをご参照ください。
本事典に関する西洋中世学会の特設ページもございます。
今回の新刊紹介は以上です。