筑摩書房創業80周年記念出版、伊藤邦武他責任編集『世界哲学史』全8巻完結
伊藤邦武 龍谷大学文学部客員教授・龍谷哲学会会員が責任編集者のひとりとなり、
2020年1月以来、筑摩書房より毎月刊行されてきた『世界哲学史』が、
8月に完結いたしました。
「古代から現代まで、時代を特徴づける主題から諸伝統を同時代的に見ていき、人類の知の営みを新たな視野から再構築する試み」です。
責任編集者のひとり納富信留 東京大学教授による、第1巻序章がWeb上で公開されています。
また各巻の構成は、Web上で確認していただけます。
龍谷哲学会会員が執筆した箇所は、以下の通りです。
『第4巻(中世Ⅱ)個人の覚醒』
第2章「トマス・アクィナスと托鉢修道会」・・・山口 雅広(文学部准教授)
『第6巻(近代Ⅰ)啓蒙と人間感情論』
はじめに・・・伊藤 邦武
第1章「啓蒙の光と影」・・・伊藤 邦武
第5章「啓蒙と宗教」・・・山口 雅広
あとがき・・・伊藤 邦武
『第7巻(近代Ⅱ)自由と歴史的発展』
はじめに・・・伊藤 邦武
第1章「理性と自由」・・・伊藤 邦武
第3章「西洋批判の哲学」・・・竹内 綱史(経営学部准教授)
あとがき・・・伊藤 邦武
『第8巻(現代)グローバル時代の知』
終章「世界哲学史の展望」・・・伊藤 邦武
本シリーズに関する書評他、紹介記事には以下のようなものがあります。
2020年2月8日『朝日新聞』朝刊「『世界哲学史1』書評 新書で読む東西の哲学の地平」(出口治明 立命館アジア太平洋大学学長)
2020年6月10日『朝日新聞』夕刊「哲学とは、非西洋の視点から問う 古代~現代、新書の「世界哲学史」シリーズ好調」
2020年7月18日『日本経済新聞』朝刊「哲学、中国史…大型シリーズ続々、「教養色」押し出した新書が活況」
ぜひご覧ください。